更年期の肩こりと背中の痛み、めまい対策:マッサージ痛い時の対処法

更年期の肩こりと背中の痛み、めまい対策:マッサージ痛い時の対処法

「最近、肩こりや背中の痛みがひどくなった」「マッサージを受けても痛いだけでなかなか楽にならない」「首の疲れが原因か、めまいを感じることもある」など、更年期に差し掛かり、今までとは違う体の不調に悩む女性はいませんか?ホルモンバランスの変化が影響し、頑固な肩こりや背中の痛み、さらにはめまいなどのつらい症状を引き起こすことがあります。
この記事では、更年期特有のこれらの不調の原因を解説し、マッサージが痛いと感じる方でも実践できる、優しく効果的なセルフケアや対策をご紹介します。
つらい症状を緩和し、心地よい毎日を取り戻すためのヒントを見つけましょう。

更年期の肩こり・背中痛の原因

エストロゲンの減少と肩こりの関係

更年期になると、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少します。
このエストロゲンの減少は、実は肩こりや背中の痛みと深く関わっています。
エストロゲンには、血管をしなやかに保ち、血流を良くする作用や、関節や腱などの組織を健康に保つ働きがあります。
しかし、エストロゲンが減少することで、これらの働きが弱まります。
具体的には、血行が悪くなり、筋肉に必要な酸素や栄養素が届きにくくなるとともに、老廃物がたまりやすくなります。
この結果、筋肉が硬直しやすくなり、慢性的な肩こりや背中の痛みとなって現れます。
また、自律神経の乱れも関係します。
エストロゲンと自律神経は密接に関わっており、エストロゲンの減少は自律神経のバランスを崩しやすくなります。
自律神経が乱れると、交感神経が優位になり、血管が収縮し、さらに血流が悪化するという悪循環に陥ります。
これが、更年期に今まで感じたことのないほど頑固な肩こりになってしまう大きな理由の一つです。
単なる疲労からくる肩こりではなく、体質の変化が引き起こす症状であることを理解することが、適切なケアの第一歩となります。


背中の痛みが強くなる理由

更年期における背中の痛みは、肩こりと同様にエストロゲンの影響が大きく関わっています。
加えて、更年期世代は仕事や家庭での責任が増し、精神的なストレスも蓄積しやすい時期です。
ストレスは無意識のうちに筋肉を緊張させ、特に背中や肩甲骨周りの筋肉に負担をかけます。
姿勢の悪さも痛みを助長する要因です。
デスクワークやスマートフォン操作などで猫背になりがちな現代において、背中の筋肉は常に引き伸ばされ、疲労が蓄積しやすい状態にあります。
エストロゲン減少による血流の悪化と、日々のストレスや姿勢の悪さが複合的に作用することで、単なる背中の痛みではなく、重だるさや締め付けられるようなつらい症状として現れることがあります。
また、更年期には骨密度の減少も進みやすいため、背骨周りの筋肉や関節への負担が相対的に増加することも、背中の痛みが悪化する一因です。
特に、肩甲骨の内側や腰の上あたりに集中する痛みは、深いところの筋肉の疲労や自律神経の乱れから来ている可能性が高く、単なる揉みほぐしだけでは根本的な改善が難しい場合があります。

肩こりからめまいが起きる構造

更年期の女性が経験するめまいの中には、首の疲れや肩こりが大きく関わっているケースがあります。
首の疲れが極度にたまると、首周りの筋肉、特に後頭部から首にかけての筋肉が硬く緊張します。
この緊張は、首の骨(頸椎)を通る血管を圧迫したり、自律神経の通り道である頸部の交感神経を刺激したりすることがあります。
血管が圧迫されると、脳への血流が一時的に阻害され、フラつきやめまいとして感じられることがあります。
また、自律神経が刺激されると、平衡感覚を司る三半規管などの内耳の機能に影響を及ぼし、回転性のめまいや浮動性のめまいを引き起こす原因となります。
さらに、更年期では自律神経が不安定になりがちであるため、首の疲れによるわずかな刺激でも、めまいという形で過剰に反応してしまうことがあります。
このタイプのめまいは、首や肩こりがひどい時や、特定の姿勢をとった時に起こりやすいという特徴があります。
肩こりとめまいが同時に起きている場合は、まず首の疲れを取り除くことが、めまいの改善につながる重要なポイントとなります。

マッサージが痛い時の対処法

なぜマッサージが痛く感じるのか?

更年期の肩こりや背中の痛みがひどくなると、マッサージを受けに行きたくなりますが、「マッサージ痛い」と感じる方が多くいます。
これは、単に凝りがひどいからという理由だけではありません。
更年期は自律神経のバランスが乱れやすいため、体が過敏になっていることが多いです。
特に交感神経が優位になっていると、少しの圧迫でも痛覚が鋭敏になり、「痛い」と感じやすくなります。
また、長期間の血行不良により筋肉組織が硬く、脆くなっていると、強いマッサージは筋繊維を傷つけ、かえって炎症や痛みを引き起こす可能性があります。
さらに、先述したようにエストロゲン減少は関節や腱などの組織の弾力性にも影響を与えるため、体を強く押されることに対して防御反応が働きやすくなっていることも、「マッサージ痛い」と感じる要因の一つです。
痛いと感じるマッサージは、体を緊張させ、かえって症状を悪化させる危険性もあるため、無理に強い刺激を求めるのではなく、ご自身の体に合った優しいアプローチを選ぶことが大切です。


痛みを感じた時の安全なケア

マッサージが痛いと感じる場合や、強い刺激が苦手な方には、まず痛いと感じる部分を避けた「優しいケア」から始めることをお勧めします。
例えば、患部を直接強く揉むのではなく、その周辺の筋肉を温めたり、軽くストレッチしたりする方法です。
蒸しタオルやカイロなどで背中の痛みや肩こりがある部分をじんわりと温めると、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。
この温熱効果だけでも、痛みが軽減されることがあります。
強い痛みを伴うマッサージは、かえって体を緊張させ、症状を悪化させてしまうこともあります。
一時的に楽になったと感じても、すぐに戻ってしまうことが多いため、更年期のデリケートな体には、過度な刺激は避けるのが賢明かもしれません。
肩こりや背中の痛みを一時的に揉みほぐすのではなく、根本的に改善を目指すのであれば、全身のバランスを整えることが近道です。
姿勢の歪みや骨盤の傾きなど、全身のバランスが崩れることで、一部の筋肉に負担が集中し、頑固な痛みとして現れている可能性があります。
更年期の体はデリケートなため、リラックスできる心地よさを優先し、根本的な改善を目指しましょう。

首の疲れを和らげるセルフケア

首の疲れは、肩こりやめまいに直結する重要な問題です。
特に更年期には、自律神経の乱れも加わり、首の疲れがより深刻化しやすい傾向があります。
首の疲れを和らげるためには、日々の「首のストレッチ」が非常に有効です。
まず、椅子に座り、背筋を伸ばします。
ゆっくりと頭を右に傾け、右耳を右肩に近づけるようにします。
この時、左側の首筋が心地よく伸びるのを感じながら、力を抜いて20秒ほどキープします。
反対側も同様に行います。
次に、顎を軽く引きながら、ゆっくりと首を前に倒し、後頭部の付け根から背中にかけての疲れを伸ばします。
これらのストレッチは、血行を改善し、硬くなった筋肉を緩める効果があります。
また、タオルを使った「首の温めケア」もおすすめです。
濡らしたタオルを固く絞り、電子レンジで温めて蒸しタオルを作り、首の後ろに当てて10分ほど温めます。
この温熱ケアは、自律神経を整える副交感神経を優位にする効果もあるため、首の疲れだけでなく、めまいや全身のリラックスにも繋がります。
デスクワークの合間など、疲れを感じる前にこまめに行うことが、首の疲れを溜めないコツです。

めまいを感じた時の生活改善

自律神経を整える生活習慣

更年期のめまいの多くは、ホルモンバランスの乱れからくる自律神経の不調が原因です。
そのため、めまいの改善には、自律神経を整える生活習慣を意識することが非常に重要になります。
まず、十分な睡眠を確保することです。
質の良い睡眠は、乱れた自律神経を修復し、更年期症状全般の緩和に繋がります。
寝る前のスマートフォンやパソコンの使用は避け、リラックスできる環境を整えましょう。
次に、規則正しい食生活です。
特に、マグネシウムやビタミンB群など、神経の働きを助ける栄養素を積極的に摂取することが推奨されます。
また、カフェインやアルコールの過剰摂取は自律神経を刺激し、めまいを悪化させる可能性があるため控えめにしましょう。
そして、適度な運動です。
激しい運動でなくても、ウォーキングや軽いストレッチ、ヨガなどは、心身のリラックス効果を高め、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
特に、ゆっくりとした深い呼吸を意識することで、リラックス効果がより高まり、めまいの頻度を減らすことにも繋がります。
日々の小さな心がけが、めまいのない快適な毎日を取り戻す土台となります。


肩こり・背中痛に効く入浴法

更年期の肩こりや背中の痛みの改善には、「入浴」が非常に有効なセルフケアの一つです。
単に体を温めるだけでなく、自律神経を整える効果も期待できます。
ポイントは、ぬるめの湯(38℃〜40℃程度)にゆっくりと浸かることです。
熱すぎるお湯は交感神経を刺激して体を緊張させてしまいますが、ぬるめの湯に15分~20分ほど浸かると、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。
これにより、血管が広がり、血行が促進され、硬くなった肩こりや背中の痛みの原因となっている筋肉の緊張が緩和されます。
湯船に浸かっている間に、肩こりや首の疲れを感じる部分を優しくマッサージしたり、肩を回したりするストレッチを加えると、さらに効果的です。
また、アロマオイル(ラベンダーやカモミールなど)を数滴垂らして入浴することで、リラックス効果が高まり、めまいの原因となるストレスの軽減にも繋がります。
毎日継続することで、更年期肩こりや背中の痛みの慢性化を防ぎ、体の回復力を高めることができます。

専門家への相談のタイミング

更年期の肩こりや背中の痛み、めまいの多くはセルフケアで改善が期待できますが、中には専門家の助けが必要なケースもあります。
以下のような症状が見られる場合は、迷わず医療機関や専門家を頼りましょう。
一つ目は、「痛みがどんどん強くなる、または突然始まった激しい痛み」です。
特に背中の痛みは、まれに内臓の病気や重大な疾患が隠れている可能性もあるため、自己判断せず医師の診察を受ける必要があります。
二つ目は、「セルフケアを続けても、めまいや痛みが改善しない」場合です。
更年期によるホルモンバランスの乱れが根本的な原因である場合、婦人科でのホルモン補充療法(HRT)などが有効な場合があります。
三つ目は、「めまいがひどく、日常生活に支障をきたしている」場合です。
耳鼻咽喉科や神経内科、または自律神経専門のクリニックで診察を受けることも選択肢となります。
更年期の症状は多岐にわたるため、一つの症状にとらわれず、総合的に体調をチェックしてもらうことが大切です。
かかりつけ医や更年期に詳しい専門家に相談し、適切な診断と治療を受けることで、つらい症状から解放される道が開けます。

まとめ

更年期に特有の肩こりや背中の痛み、そしてめまいは、エストロゲンの減少による血行不良と自律神経の乱れが複雑に絡み合って起こります。
マッサージが痛いと感じる方は、無理に強い刺激を求めるのではなく、温熱療法や優しいストレッチ、テニスボールなどを使ったセルフケアで、血行を改善し、体の過敏な状態を和らげることが重要です。
また、首の疲れを放置するとめまいにつながることもあるため、こまめなストレッチと入浴で首の疲れを解消し、自律神経を整える生活習慣を意識しましょう。
もし、ご自身でのケアだけではなかなか症状が改善しない場合は、更年期専門の当院にご相談ください。
当院では、更年期特有の体の変化を考慮した、お一人お一人の状態に合わせた施術を行っております。
特に、マッサージに痛みを感じやすい方には、強い圧迫を避け、自律神経のバランスを整える優しい手技や、体幹を整える骨盤調整などを中心に、根本的な改善を目指します。
つらい更年期肩こりや背中の痛み、めまいでお悩みの方は、ぜひ一度、当院までお気軽にご相談ください。

コース紹介

茗荷谷駅・新大塚駅の整体院。22年の臨床経験を持つ作業療法士が、一切揉まない無痛整体で背骨の歪みを矯正。リチカ無痛整体院は神経圧迫を解放し、姿勢・自律神経の根本改善と再発防止の体づくりをサポートします。

側弯症改善整体(歪み矯正) | 茗荷谷・新大塚の無痛整体院

側弯症改善整体(歪み矯正) | 茗荷谷・新大塚の無痛整体院の画像

側弯症改善整体

リチカ無痛整体院の側彎症改善整体のご紹介です。
身体の軸となる神経と背骨の流れを整えて、全身の痛み・不調・歪みの根本にアプローチします。

この記事を書いた人

茗荷谷駅・新大塚駅最寄りの整体院
RITICA無痛整体院(リチカ)
院長 田中愼吾

経歴・所有資格

  • 国家資格:作業療法士(厚生労働大臣認定)
  • 東京手技治療研修会

ごあいさつ

私は2003年に作業療法士の国家資格を取得して以来、22年間にわたり、リハビリテーションの専門家として、多くの方々の身体と真摯に向き合い、技術を研鑽してまいりました。
長年のリハビリテーションの現場で培った知識と確かな技術をベースに、より効果の高い治療法を探求し続け、国内外の様々な整体技術や手技を習得してまいりました。
その中で、特に効果を実感したのが、人体の本来の機能を取り戻すことに着目した東京手技治療です。この技術を深く学ぶことで、身体の「ゆがみ」や「不調」の根本的な改善を数多く実現できることを体感しました。
現在では、この確かな技術でご家族やご友人など身近な方々をサポートできるようになり、その改善実績から、より多くの方の健康に貢献したいという思いで、この整体院の開業に至りました。
22年の経験に裏打ちされた安心感と信頼の技術で、皆様の「痛みの根本」を変え、より健康で快適な生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。

1日1名様限定

リチカ無痛整体院では初回施術を1日1名様限定の特別価格でご案内しております。
当院の施術方針を知っていただくための特別価格のご案内です。

初回施術料金
10,000円+初診料3,000円
¥3,000(税込)

※美姿勢整体は初回¥5,000(税込)でのご案内となります。

ご予約・お問い合わせはこちら

080-5456-4592
営業時間:9:30~18:30 / 定休日:水午後・日・祝
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