長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、首の痛みや肩こりを感じていませんか?実はその症状、頚椎の側弯症が原因で、首を通る神経系が圧迫されていることによるサインかもしれません。
当院では、この問題を神経生理学的視点から深く捉え、施術を行っています。
この圧迫状態を放置しておくと、手のしびれや自律神経の不調など、深刻な症状につながる可能性があります。
このコラムでは、リチカ無痛整体院の院長が、頚椎の側弯症と神経系の圧迫の関係、そしてご自宅で簡単にできるチェック方法を詳しく解説します。
「どこに行っても治らない」とお悩みの方、ぜひ最後までお読みください。
頚椎の側弯症が神経系に与える影響
「頚椎の側弯症」とは何か?
一般的に「側弯症」と聞くと、背骨全体がS字やC字に曲がる胸腰椎の側弯をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、頚椎の側弯症も決して珍しいものではありません。
本来、正面から見たときにまっすぐであるべき頚椎(首の骨)が、横方向に曲がってしまっている状態を指します。
レントゲンを撮ると、ストレートネック以上に、首の骨が左右どちらかに傾いている、あるいは湾曲している様子が確認されることがあります。
この頚椎の側弯症は、先天的な要因よりも、日常の姿勢の癖や、片側に偏った体の使い方、例えばいつも同じ肩でバッグを持つ、片側だけで食べ物を噛む、長時間スマートフォンを覗き込むといった習慣から後天的に生じることが少なくありません。
頚椎の構造は非常にデリケートです。
7つの椎骨から成り立ち、頭部の重さを支えながら、複雑な運動を可能にしています。
この骨格がわずかでも側方にずれる、つまり頚椎の側弯症の状態になると、その上を走る神経や血管、周囲の筋肉に異常なストレスをかけ始めるのです。
特に、頚椎の上部から中部にかけての歪みは、頭痛やめまいなど、首から離れた部位の症状を引き起こす原因ともなります。
この初期の歪みを放置せず、早期にアプローチすることが、その後の重篤な症状を防ぐための鍵となります。
神経圧迫の神経生理学的メカニズム
頚椎の側弯症がなぜ様々な不調を引き起こすのか。
それは、首の骨のすぐそばを重要な神経系が通っているからです。
頚椎からは、主に腕や手へと向かう腕神経叢(わんしんけいそう)が枝分かれして出ています。
また、首の奥には自律神経系である交感神経節も存在します。
頚椎の側弯症により、椎骨のわずかな傾きやズレが生じると、その出口(椎間孔)が狭くなったり、周囲の筋肉が異常に緊張したりすることで、これらの神経系が物理的に圧迫されます。
神経生理学的視点から見ると、この圧迫は、単に痛みやしびれを引き起こすだけでなく、神経細胞の軸索輸送や血流を阻害し、神経の伝達機能そのものを低下させます。
神経が圧迫されると、信号の伝達速度が落ちる、あるいは異常な信号(痛み、しびれ)が発生します。
特に自律神経系が圧迫されると、内臓機能の調整、血圧のコントロール、睡眠・覚醒リズムなど、全身の無意識の調整機能にまで悪影響が及びます。
これが、頚椎の側弯症から来る不定愁訴、例えばめまい、耳鳴り、倦怠感といった症状の根源となり得るのです。
当院では、この圧迫を解除し、神経系の働きを正常化させることに特化したアプローチを行います。
神経圧迫によって現れる多彩な症状
頚椎の側弯症による神経系の圧迫は、非常に多彩な症状を引き起こします。
首の周囲の筋肉や感覚神経が圧迫された場合、典型的なのは、慢性的な首の痛み、肩のこり、そして後頭部の頭痛です。
これらの症状は、一般的な肩こりと区別がつきにくいため、「ただの疲れだろう」と見過ごされがちですが、根本原因は骨格の歪みと神経圧迫にある可能性があります。
さらに深刻な症状として、腕や手のしびれや脱力感があります。
これは、腕神経叢が圧迫された結果、神経の支配領域に沿って感覚異常や運動障害が現れるものです。
指先が常にジンジンする、細かい作業がしづらい、夜間にしびれで目が覚めるといった症状がある場合は、頚椎での圧迫を強く疑う必要があります。
また、前述のように自律神経系が圧迫されると、症状はさらに広範囲に及びます。
• 循環器系: 動悸、高血圧、低血圧• 耳鼻科系: めまい、耳鳴り、難聴• 精神神経系: 不眠、倦怠感、集中力の低下、うつ状態これらは、病院での検査では異常が見つかりにくい「不定愁訴」として扱われることも多く、患者様ご自身が症状に振り回され、精神的にも疲弊してしまうケースが見られます。
これらの症状の裏には、頚椎の側弯症による神経圧迫が潜んでいる可能性を常に考慮すべきです。
頚椎の側弯症をチェックする方法
鏡の前で姿勢をセルフチェック
ご自宅で簡単にできる頚椎の側弯症のセルフチェック方法をご紹介します。
これはあくまで簡易的なものですが、ご自身の姿勢の偏りに気づくための重要な第一歩となります。
1. 正面からのチェック: 鏡の前にまっすぐ立ち、リラックスした状態で正面を見ます。
• 肩の高さ: 左右の肩の高さに大きな違いはありませんか?どちらか一方が明らかに下がっていませんか?• 耳の位置: 左右の耳たぶの高さは揃っていますか?どちらかの耳が肩に近づいて見えませんか?• 首の傾き: 頭が左右どちらかに傾いていたり、アゴがどちらかに回旋したりしていませんか?本人はまっすぐ向いているつもりでも、実際には傾いていることがあります。
2. 横からのチェック: 壁を背にして立ちます。
かかと、お尻、背中、後頭部を壁に軽くつけます。
• アゴの突き出し: アゴが前に突き出て、壁と後頭部の間に大きな隙間ができていませんか?(ストレートネックのチェックにもなります)• 肩の位置: 肩が丸まり、壁から離れていませんか?これらのチェックで左右差や傾きが確認された場合、それは頚椎の側弯症やそれに伴う全身の歪みが進行している可能性を示唆しています。
特に、頭の傾きやアゴの回旋は、頚椎の側弯症による代償作用(バランスを取ろうとする作用)として現れやすいため、注意深く観察してください。
この偏りが長期にわたると、首を通る神経系への圧迫リスクが高まります。
動作時と感覚の変化をチェック
頚椎の側弯症が進行し、神経系に圧迫が加わると、特定の動作や体勢で症状が顕著になることがあります。
以下の項目でご自身の症状をチェックしてみてください。
1. 首の動作• 回旋(左右を向く): 左右どちらかに首を回したとき、動く範囲に差はありませんか?また、動かしきった時に特定の場所に痛みや張りを感じませんか?特に、左右どちらかに回したときに、反対側の腕や手にしびれや痛みが走る場合は、椎間孔からの神経根圧迫の可能性があります。
• 側屈(首を横に倒す): 左右どちらかに首を倒したとき、倒しにくい方向はありませんか?倒した側の首筋や肩に強い張りや痛みを感じませんか?2. 感覚の変化• 手のしびれ: 朝起きた時、長時間同じ体勢でいた時、スマートフォンを操作している時などに、指先や手のひらにしびれ(ピリピリ、ジンジン)を感じませんか?そのしびれは左右どちらか一方に強く出ていませんか?• 握力の低下: 以前と比べて握力が落ちた、物をよく落とすようになった、ボタンをかけるなどの細かい作業がしづらくなったと感じませんか?これらの動作時症状や感覚変化のチェックは、頚椎の側弯症が単なる姿勢の問題から、実際に神経系の機能障害へと移行しているかどうかを判断する重要な指標となります。
一つでも該当する場合は、圧迫がすでに生じている可能性が高く、早期に専門家による骨格と神経系へのアプローチを検討することをお勧めします。
放置しておくとどうなるか?
頚椎の側弯症を「ただの姿勢の癖」として放置しておくと、その影響は局所的な痛みやこりに留まらず、全身の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
神経生理学的視点から見ると、持続的な圧迫は神経組織そのものに不可逆的な変化をもたらすリスクがあります。
初期の症状である肩こりや軽度の頭痛を放置しておくと、頚椎の側弯症による歪みは、その影響を代償しようとして胸椎、腰椎、骨盤へと連鎖的に広がり、全身の姿勢が崩れていきます。
これにより、膝や股関節の痛み、坐骨神経痛など、首から遠い部位にまで症状が波及する可能性があります。
また、長期間の神経圧迫は、神経細胞の変性や慢性的な炎症を引き起こし、しびれや麻痺が固定化してしまうリスクも高まります。
最も恐ろしいのは、自律神経系への影響が慢性化することです。
放置しておくと、自律神経の乱れが定着し、不眠、慢性疲労、パニック症状、原因不明の胃腸の不調といった、日常生活の質(QOL)を著しく低下させる症状に悩まされ続けることになります。
頚椎の側弯症は、体の土台である背骨の一部の歪みであり、その影響は計り知れません。
「まだ大丈夫」と楽観視せず、「歪みは万病の元」という認識で、早めの根本改善を目指すことが重要です。
リチカ無痛整体院の神経生理学的アプローチ
なぜ「無痛」で頚椎の側弯症を整えるのか
当院が「無痛整体」という施術法を採る理由は、神経生理学的視点に深く根差しています。
従来の整体やマッサージでは、強い力で骨や筋肉を動かそうとすることがありますが、これはかえって身体を緊張させ、防御反応を引き起こします。
防御反応が働くと、筋肉が硬直し、施術効果が相殺されてしまうだけでなく、デリケートな頚椎の側弯症に対しては、かえって神経系を刺激し、痛みを増強させてしまうリスクもあります。
リチカ無痛整体院では、極めてソフトな力で、身体が本来持つ自己治癒力を最大限に引き出すことを重視しています。
この無痛の刺激は、体性神経系を介して脳に「安全な刺激」として伝達されます。
その結果、脳は筋肉の緊張を緩める指示を出し、固まっていた関節や頚椎の側弯症による歪みを、抵抗なく自然な形で修正することが可能になるのです。
特に頚椎の側弯症の調整においては、強い矯正は禁物です。
椎骨のわずかな位置関係の変化が、神経系の機能に大きな影響を与えるため、微細かつ的確なアプローチが求められます。
無痛での調整は、交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位に導くため、全身のリラックス状態を作り出しながら、安全かつ深部からの頚椎の側弯症の改善と、神経系の機能回復を目指すことができるのです。
神経圧迫を解除し症状を根本改善
頚椎の側弯症によって生じている様々な症状の多くは、根本原因である神経圧迫が解除されることで、劇的な改善を見せることがあります。
当院の無痛整体の核心は、この圧迫を安全かつ効果的に取り除くことにあります。
具体的には、頚椎の側弯症の状態を詳細に分析し、どの椎骨のズレが、どの神経系に圧迫を加えているのかを特定します。
そして、その特定のズレに対して、極めて微細な圧と方向を加えて調整します。
この調整により、狭くなっていた椎間孔が広がり、圧迫されていた神経への血流と伝達機能が改善します。
神経生理学的視点からは、神経細胞への酸素供給が増え、軸索の流れが正常化することで、異常な信号(痛み、しびれ)が減少していくと考えられます。
特に、自律神経の圧迫からくるめまいや不眠といった不定愁訴に対しては、頚椎上部への繊細なアプローチが非常に重要です。
圧迫が解除されると、自律神経のバランスが整い始め、患者様からは「夜ぐっすり眠れるようになった」「長年悩んでいた頭痛が消えた」といった変化の声を多くいただいています。
対症療法ではなく、圧迫という根本原因を取り除くことで、長引く症状からの解放を目指します。
自宅でできる再発予防のチェック
頚椎の側弯症の改善後も、日常の生活習慣が原因で再発してしまうケースは少なくありません。
そこで、ご自宅で簡単にできる再発予防のチェックと習慣づくりが非常に重要になります。
当院では、施術による根本改善に加え、患者様ご自身で状態を維持するための指導を徹底しています。
最も重要なチェックポイントは「習慣的な頚椎の側弯症を助長する姿勢」です。
• 座り方: デスクワーク中、特に集中している時、無意識にアゴが前に出ていたり、体が左右どちらかに傾いていたりしませんか?座面にお尻を均等に乗せ、背もたれにもたれてリラックスした状態を保てているかチェックします。
• スマホ操作: スマートフォンを見ている時、首が下がりすぎて「テキストネック」になっていませんか?目の高さまで持ち上げ、首の生理的湾曲を保てているかチェックします。
• 寝具: 枕の高さは適切ですか?高すぎる枕は頚椎の側弯症を助長し、神経圧迫を引き起こす可能性があります。
朝起きた時に首や肩に違和感がないかチェックします。
これらのチェックを日常的に行い、少しでも歪みや偏りを感じたら、教えてもらった簡単なストレッチや姿勢修正を行うことが、神経系を健康に保つための鍵です。
当院は、一時的な症状緩和ではなく、患者様がご自身の力で健康を維持できる体づくりをサポートします。
まとめ
頚椎の側弯症は、単なる見た目の問題ではなく、その下を通るデリケートな神経系に圧迫を加え、長引く首の痛み、手のしびれ、さらには自律神経失調症状といった多様な不調の根源となり得ます。
そして、これらの症状を放置しておくと、問題は全身に波及し、改善が困難になるリスクが高まります。
リチカ無痛整体院では、この頚椎の側弯症による神経圧迫に対し、神経生理学的視点に基づいた「無痛整体」でアプローチします。
強い力でなく、身体の防御反応を起こさせないソフトな刺激で、歪んだ頚椎を優しく調整し、圧迫された神経系の働きを正常化させます。
ご自身でできるチェックと姿勢の意識も大切ですが、根本的な骨格の歪みは専門家による正確な調整が必要です。
「どこに行っても改善しない」と諦めていたその症状、もしかしたら頚椎の側弯症が原因かもしれません。
当院の施術で、神経系から整え、痛みや不調から解放された本来の健康を取り戻しませんか?まずはご自身の頚椎の側弯症の状態を知るために、一度ご相談ください。
コース紹介
茗荷谷駅・新大塚駅の整体院。22年の臨床経験を持つ作業療法士が、一切揉まない無痛整体で背骨の歪みを矯正。リチカ無痛整体院は神経圧迫を解放し、姿勢・自律神経の根本改善と再発防止の体づくりをサポートします。
側弯症改善整体(歪み矯正) | 茗荷谷・新大塚の無痛整体院
この記事を書いた人
茗荷谷駅・新大塚駅最寄りの整体院
RITICA無痛整体院(リチカ)院長 田中愼吾

経歴・所有資格
- 国家資格:作業療法士(厚生労働大臣認定)
- 東京手技治療研修会
ごあいさつ
私は2003年に作業療法士の国家資格を取得して以来、22年間にわたり、リハビリテーションの専門家として、多くの方々の身体と真摯に向き合い、技術を研鑽してまいりました。
長年のリハビリテーションの現場で培った知識と確かな技術をベースに、より効果の高い治療法を探求し続け、国内外の様々な整体技術や手技を習得してまいりました。
その中で、特に効果を実感したのが、人体の本来の機能を取り戻すことに着目した東京手技治療です。この技術を深く学ぶことで、身体の「ゆがみ」や「不調」の根本的な改善を数多く実現できることを体感しました。
現在では、この確かな技術でご家族やご友人など身近な方々をサポートできるようになり、その改善実績から、より多くの方の健康に貢献したいという思いで、この整体院の開業に至りました。
22年の経験に裏打ちされた安心感と信頼の技術で、皆様の「痛みの根本」を変え、より健康で快適な生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。
1日1名様限定!

リチカ無痛整体院では初回施術を1日1名様限定の特別価格でご案内しております。
当院の施術方針を知っていただくための特別価格のご案内です。
- 初回施術料金
- 10,000円+初診料3,000円
→¥3,000(税込)
※美姿勢整体は初回¥5,000(税込)でのご案内となります。
ご予約・お問い合わせはこちら
080-5456-4592
営業時間:9:30~18:30 / 定休日:水午後・日・祝
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